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基本、僕はお腹が弱いです。いわゆるOPP(お腹ピーピー)体質。
正露丸は常にポーチにスタンバイしていて、ひどいときは迷わずお世話になります。
子供の頃から「お腹痛い=正露丸」で育ったので、もはや刷り込みレベル。体が勝手に「これで治る」と信じきってます。で、実際めっちゃ効くんですよね。不思議なくらい。
そんなある日、ふと思ったんです。

整腸作用があるっていうけど、毎日飲んだらお腹の調子ずっといいんじゃない?
けど、常用する薬って体に悪くないの?副作用は?
気になったので、実際にいろいろ調べてみました。
正露丸ってそもそもどんな薬?
まずは基本情報からおさらいです。
- 販売元:大幸薬品(あのラッパのマークが有名)
- 主成分:木クレオソート(天然の殺菌・整腸成分)
- 効果・効能:
- 腹痛
- 下痢(食あたり、冷え、ストレスなど)
- 軟便
- 歯痛(液体タイプ)
- 歯槽膿漏の痛み(これも液体)
なにより特徴的なのは「木クレオソート」という成分で、これが腸内の悪い菌を抑えてくれるんです。
整腸作用って本当にあるの?
正露丸には「整腸剤」って書かれていることもありますが、乳酸菌系の整腸剤とは少し違うアプローチです。
- 腸の異常な動きを抑える
- 悪玉菌の増殖を抑える
- 腸内でガスや異常発酵を抑える
といった感じで、どちらかというと「荒れた腸を鎮める」のが得意。
つまり、「腸内環境を良くしていく」よりも、「暴れてる腸を落ち着かせる」タイプの整腸作用です。
正露丸を毎日飲んでも大丈夫なの?
ここが一番気になるところですよね。結論からいうと……
✅基本的には“毎日飲むのはNG”です。
▼ 理由1:あくまで“症状があるときだけ”に使う薬だから
正露丸は対症療法的な薬。腸の異常をその場で抑えるもので、継続的な予防や改善には向いていません。
▼ 理由2:飲み続けると逆に効きにくくなる
どんな薬もそうですが、体が慣れてしまうと効果が薄れることがあります。
正露丸も例外ではなく、「いざというとき効かない」という可能性も。
▼ 理由3:副作用や便秘のリスクも
木クレオソートは比較的安全とされていますが、長期服用による胃への負担や、
腸の運動を抑えすぎて逆に便秘になるといった報告も。
整腸したいなら、別の整腸剤がおすすめ!
正露丸には「整腸作用」があるとはいえ、それは一時的なトラブル対応。
日常的に腸内環境を整えたいなら、乳酸菌やビフィズス菌などを含む整腸剤の方がベターです。
▼ たとえばこんな整腸剤がおすすめ:
- ビオフェルミンS
- ビオスリー
- ミヤリサン
- 太田胃散整腸薬
- 新ラクトーンAなど
これらは腸内の善玉菌を増やし、日常的な便通を整えてくれるタイプ。正露丸とは目的が違います。
正露丸は「お守り薬」として常備が◎
というわけで、正露丸は症状が出たときに頼れるレスキュー薬として使うのがベスト。
- 急な下痢、腹痛
- 出先でのトラブル
- 食あたり、冷え、緊張による不調
こういった時には心強い存在。ただし、予防薬として飲み続けるのはおすすめできません。
おまけ:ラッパのマークの雑学
ちなみに、「ラッパのマークの正露丸」は大幸薬品の登録商標。
よく似たパッケージの製品もありますが、メーカーや成分が違う場合があるので要注意です。
まとめ:正露丸は毎日はNG!いざというときの救世主!
- 正露丸には一時的な整腸作用があるけど、毎日飲むのはおすすめできない
- 腸内環境を整えるには、専用の整腸剤や食生活の見直しが大事
- お守り薬として持っておくのはアリ!ただし使いすぎには注意!
「正露丸って実は整腸にも良さそうだし、毎日飲んでみるか」と考えていた方。
この記事が少しでも参考になればうれしいです!

腸は“第二の脳”とも言われる大事な場所。
自分に合った方法で、賢くケアしていきましょう!